プレスリリース

ソニックス、HERE Technologies との協業により、地域観光向け二次交通課題解消ソフトウェアサービスの提供を開始

 株式会社ソニックス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉澤武則、以下「ソニックス」)は、位置情報サービス分野の世界的なリーディングカンパニーであるHERE Technologies (本社:オランダ・アムステルダム、CEO:Mike Nefkens、以下「HERE」)とパートナーシップ契約を締結し、HEREの高度な位置情報サービスを使用した地域観光向け二次交通課題解消ソフトウェアサービスの提供を開始いたします。
 本サービスは、主に自治体や観光協会向けに、まちの魅力を伝えるとともに域内をスムーズに移動できる環境をソフトウェアで支援し、周遊する仕組みの構築と地域経済の活性化をサポートいたします。

■協業の背景と意義
 地域観光における「まちの魅力の発信が十分にできない」「観光客の回遊性が低い」「二次交通が不便」といった課題は、地域観光の発展を阻む大きな要因となっています。ソニックスはこれまで、多様な企業/自治体と連携し、モビリティ・ソリューションの開発・提供を通じて効率的で快適な移動体験の実現に取り組んでまいりました。このたびHEREとの協業により、HERE Maps API for JavaScript、HERE Routing APIによる高精度地図やルート探索などの位置情報サービスを活用した、地域観光向けの新たなソリューションの提供を開始いたします。これにより、観光客が目的地へスムーズにアクセスできる環境を整えるとともに、回遊データに基づいた戦略的なマーケティングやインバウンド対策を可能にし、地域全体の観光価値向上を支援いたします。

■サービスの特徴・機能
 本サービスは、自治体/観光協会が利用できる管理者用のPC向けWEBアプリと、観光客が利用するスマートフォン向けWEBアプリからなります。管理者はおすすめ観光情報やモデルコースなどの情報を管理画面から簡単に設定でき、観光客には以下のような多機能を旅先で気軽に使えるWEBアプリを通じて提供いたします。(一部機能は順次対応予定)
おすすめ観光スポットや観光情報の閲覧
現在地から指定観光スポットまでのルート検索
移動手段別ルートの提供
周遊ルートの地図上表示と編集機能
スポットやルートのお気に入り登録
スタンプラリー/デジタルチケット機能
多言語切り替え
 また、管理者用のPC向けWEBアプリではユーザーの周遊データの可視化が可能となります。今後、観光価値の向上に向けた様々な機能を追加予定です。
(詳細についてはサービスページをご覧ください)

■今後の展望
 本サービスを通じて地域経済の活性化に寄与することを目指し、自治体や地域事業者様と共に観光体験の価値向上を図ってまいります。今後、地域のシェアモビリティの予約機能や地域ポイントなどのローカルサービスとの連携なども視野に入れ、地域内での移動がより便利で快適になる環境づくりに努めてまいります。また、AWS IoT を活用して各種IoTデバイスをHEREのロケーションサービスに接続する準備も進めています。将来的には HERE SDK (Navigate Edition) を利用したネイティブアプリでの提供も計画しており、引き続きより利便性の高いサービス構築に取り組んでまいります。

■本サービスに関するお問い合わせ先
サービスページよりお問い合わせください。

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